江戸時代には、江戸城御黒書院で将軍の御前で将棋の対局が行われていた。
しばらくは対局日が年によってまちまちだったが、八代将軍吉宗の時代になって、この御城将棋の式日が11月17日と定められた。
そのことにちなみ、日本将棋蓮めいた1975年にこの日を「将棋の日」と定めた。
1975年の第1回「将棋の日」には、中原誠十段と、大山康晴棋聖の十段戦(のちの竜王戦)のタイトル戦が、「蔵前国技館」にて公開で行われた。
さて、今の将棋ブームを支えている藤井聡太九段は、まだまだ快進撃を続けている。2021年に史上最年少で九段昇段を決めた。
そしてまだ新しいニュースだが、今年の10月11日には王座というタイトルを獲得して、史上初の八冠完全制覇を達成した。
将棋の日に思うのは、藤井八冠はいったいどこまで行くのかということだ。