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  寒天の日
Rakza MAGAZINE

寒天の日

2021.02.16
編集長の独り言
田中 尚雅

2005年2月16日、N HKの「ためしてガッテン」で寒天が健康食品として紹介され、大ブームを巻き起こした。

また、天然製造の寒天は、この時期が製造の大詰めとなることから、日本一の寒天の産地、長野県の茅野商工会議所と、長野県寒天水産加工業協同組合が「寒天の日」に制定した。

 

寒天が初めて作られたのはまったくの偶然で、江戸時代に京都伏見の旅籠・美濃屋太左衛門が、「ところてん」を寒い屋外に放置してしまったことで出来あがったという。

 

寒天は、天草などの海藻に酸を加え釜で煮沸し濾過したのち、厳寒の屋外で2、3日かけて凍結させた、さらに日中の弱い陽射しの中で2週間くらいかけてゆっくりと融解させ乾燥させて作られる。

 

しかし、海藻で作られる寒天の主な産地が海無し県の長野であることはなぜだろうか?それは高地である信州諏訪地方の気候が必要だからということらしい。この地方は夜間の気温が氷点下になり、日中は5度から10度に上がり、晴天が多く湿度が低く、また地下水が良い点にあるという。

 

よく似たゼラチンは動物性タンパク質が主成分であるのに対し、寒天はほぼ植物繊維であるため健康食品としての価値も高い。
それにしても、たとえ最初は偶然であっても、先人が作り上げたものには不思議なことが凝縮されているものだと驚く。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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