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  大相撲九月場所千秋楽
Rakza MAGAZINE

大相撲九月場所千秋楽

2020.09.27
編集長の独り言
田中 尚雅

今日はこの時間から、すでに千秋楽の取り組みに気もそぞろだ。

二人の横綱が休場し、ならば大関以下の活躍に期待したいと見守ってきた九月場所。期待の大関・朝乃山が初日から3連敗、先場所優勝の東前頭筆頭の照ノ富士も初日から連敗したこともあり、優勝争いは大混戦になった。

 

終盤に入って星の潰し合いから優勝候補は絞られ、千秋楽を迎えた今日、可能性を残しているのは三人。しかしこの三人がそれぞれ大きなものを背負っている。

まず、新入幕でここまで三敗の翔猿正也(追手風部屋)にはとてつもない記録がかかる。新入幕力士の幕内総合優勝だ。実現すれば、1914年夏場所の両國勇次郎以来106年目ということになる。昨日の取り組みでは貴景勝を十分に苦しめただけに逆転優勝の可能性も残している。

現在二敗の関脇・正代直也(時津風部屋)には熊本県出身力士としての初優勝がかかっている。もちろん自身にとっても初の賜杯である。かつて覇気が足りない、ここ1番の勝負弱さ、上体がのけぞる癖など、あまり評価を得なかった正代だが、今の立ち合いのスピードは尋常ではなく、文句なしに強い。昨日も大関・朝乃山を横向きにし、土俵下に押し倒した。

そしてこの中では最年少ながら最高位の大関・貴景勝光信(千賀ノ浦部屋)は三敗で正代を追う形。貴景勝には2017年一月場所の稀勢の里以来となる大関の優勝がかかっている。自身の初優勝は2018年十一月場所だが、この時は小結の地位だった。8月30日に婚約を発表したこともあり、二度目の優勝を狙っている。

 

今日の取り組みは、結びが朝乃山と貴景勝、その一番前が正代に翔猿という直接対決となる。

仕切りを繰り返すたびに興奮が高まるように、今からじっくりと千秋楽のこれより三役の時間まで、期待を高めていきたい。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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