昨年の今日、平成の大横綱・白鵬翔が現役引退の意向を固めた。
2021年9月26日、千秋楽を迎えた大相撲九月場所で白鵬は、所属する宮城野部屋に新型コロナウイルス感染者が出た影響で全休したが、七月場所では全勝で45回目という幕内最高優勝を決め、優勝インタビューではあと1勝と迫った横綱としての900勝達成に、意欲を語っていた。
しかし、同インタビューで「右膝がボロボロで、言うことを聞かなかった」と語っていたように、右膝の状態は思わしくなく、土俵を去ることを決意したという。
第69代横綱の白鵬翔は、生涯通算1187勝247敗253休(122場所)で、幕内最高優勝回数は前人未到の45回。
横綱在位は84場所(歴代1位)で14年4か月の間、横綱として角界に君臨した。
9月29日には正式な引退届が提出され、年寄・間垣の襲名が発表された。
さらに今年の7月28日、師匠であった12代宮城野親方と名跡を交換して13代宮城野を襲名し、宮城野部屋を継承した。
部屋を墨田区駒形の旧東関部屋に移籍し、話題を呼んだ。
来年1月28日には引退相撲も行われることが発表され、引退後もまだまだ大相撲界の中心にいる。
これから白鵬はどこに向かうのだろうか?