1950年3月23日、世界気象機関条例が発効した。これを記念して世界気象機関(WMO)がこの日を「世界気象デー」と定めた。
今年はWMOの前身である国際気象機関(I MO)が1873年に創立されてから150周年であり、世界気象デーのテーマは、これまでの希少業務の歴史将来の発展を見据えて「世代を超えた気象、気候、水の未来」となっている。
ところで、天気予報の精度というのは、徐々に上昇している。
気象庁では、天気予報の制度検証結果を発表しており、東京地方で見ると夕方発表の明日の予報的中率は87%ほど、最高気温の予報誤差は1.6℃程度になっている。夏の予報ほど難しく、全国でいえば北海道や沖縄の方が難しいようだ。
近年、数値が下がっているのは、ゲリラ豪雨や線状降水帯による集中豪雨が増えているためらしい。
いずれにせよ、安心安全な生活にとって、気象を知ることは極めて大切なことに間違いはない。
世界気象デーにあたり、下駄を飛ばしたり、てるてる坊主を作った頃を思い出している。