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  フレディ・マーキュリーの忌日
Rakza MAGAZINE

フレディ・マーキュリーの忌日

2020.11.24
編集長の独り言
田中 尚雅

1991年11月24日、イギリスからひとつの訃報が届く。

「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリの死の知らせだった。

 

とてつもない衝撃と共に哀しみに包まれたクイーンファンは、しかし2018年11月9日に喜びを味わうことになる。

それが、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の公開だった(日本公開)。

この映画のの最大の見所は、やはりクライマックスでもあるライブエイドのシーンだろう。

これはもう、圧倒的な存在感。Queenの、フレディ・マーキュリーの、おそらく世界一、史上最高のライブパフォーマンスを再現してくれた。ライブエイドの映像は今も見ることができるが、おそらくできる限りと言って良いほど精緻にコピーされている。

 

音源はオリジナルだと思うが、ステージのセットはほぼ見紛うばかりの正確な再現、ピアノの上に雑然と置かれたペプシやビールのプラカップまで同じ。

メンバーの衣装、立ち位置、フレディの動きも実に忠実だ。

「レディオ・ガガ」が終わった後のステージにひざまづくポーズは完璧だ!

 

カメラワークやカット割りに関しては、映画の方が優れている。なぜなら映像技術が進み、ピアノの下からブライアンまで移動するカメラワークなんかも使われているし、映画のストーリーを活かすためのインサートカットがふんだんに使われる。

ステージ袖で見つめるメアリーやジム、照明スタッフやミキサーの顔、自分のデスクでテレビを見ていると思われるEMI社長のレイ・フォスター、投げキスの直後に母親の顔を入れることももちろん忘れない。

 

そして何よりも、熱狂する聴衆と、その群衆を見て誇らしげに微笑んでいるように見える、ブライアン、ロジャー、ジョンの顔。

 

誰もが、生きていて良かったと言っているように見える。

誰もに、愛が溢れているように見える。

 

あのQueenが完璧に蘇った瞬間だった。

そして彼は、今も僕の中では確かに生き続けている。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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