1979年の今日、NECがパーソナルコンピュータPC-8001を発表した。
キーボードと本体が一体化したデザインで、サイズは430(W)×260(D)×80(H)mm、重量は4kg、定価は16800円だった。
日本でパーソナルコンピュータという言葉が使われたのも、このPC-8001が最初であり、パソコンブームの火付け役となった。
このシリーズは、3年間で25万台を売り上げたという。
今やパソコンのない生活など考えられないが、わずか44年前に誕生したという事実に改めて驚く。
NECはパソコンを商標として登録し、一気に言葉もその存在も世の中に広まっていくが、発表当初は「マイコン」という言葉もよく見受けられた。
マイコンピュータの略称だった。
今はもう使わない言葉だ。