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  デビューの日
Rakza MAGAZINE

デビューの日

2021.04.05
編集長の独り言
田中 尚雅

1958年4月5日、読売巨人軍の長嶋茂雄が開幕戦の3番サードで先発出場し、プロ野球デビューを飾った。

それに因んで、この日は「デビューの日」とされ、新人にエールを送る記念日となった。

この日の対戦チームは国鉄スワローズで、マウンドには前年まで7年連続20勝の絶対的エースの金田正一がいた。

この対戦で長嶋は4打席連続空振り三振という結果だった。しかも、金田が投じた全19球のうち、バットに当たったのはたったの1球だった。しかし、渾身のフルスイングを続ける長島に満員の観客は魅せられた。

金田の意地の投球であり、金田は生前「長嶋は自信満々だったが、こちらもプロの先輩として絶対負けるわけにはいかなかった。だからキャンプ中から開幕に合わせてコンディションを調整し、徹底的に研究した。自分なりにやれることはすべてやって臨んだ」と語っていたという。

散々なデビューの長嶋だったが、このシーズンでは29本塁打92打点で本塁打王と打点王の二冠を達成し、最多安打も記録、打率と盗塁もリーグ2位、さらにセリーグ初の新人ながら全イニング出場を果たし、堂々の新人王となった。

 

僕の父は大の阪神ファンだったが、長嶋だけは好きな選手であり、「阪神が勝って長嶋が打つのがいい」とよく話していた。

今年阪神タイガースに入団した佐藤輝明も、新人ながらフルスイングを続ける選手である。オープン戦では長嶋の新人記録に迫る6本のホームランを打って注目されていて、シーズンに入ってからもすでに2本塁打を放っている。

新人にエールを送る日に因んで、佐藤には長嶋茂雄の新人記録に挑んでほしいものだ。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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