なぜ今日がテディベアズ・デーかというと、アメリカの第26代大統領のセオドア・ルーズベルトの誕生日であるからだ。(1858年)
では、それはなぜか?
1902年の秋、ルーズベルト大統領は熊狩りに出かけた。その時、同行していたハンターがアメリカグマを追い詰め、最後の一発を大統領に頼んだのだが、「瀕死の熊を撃つのはスポーツマン精神にもとる」と撃たなかったという。その逸話がワシントンポストに掲載され、それを見た人が一体の熊のぬいぐるみにルーズベルトのニックネーム「テディ」をもらって「テディベア」と名付けたそうだ。
いずれにせよ、テディベアは本家本元のテディより有名になってしまった。
ちなみに、ルーズベルトの顔を思い出せない人は、アメリカ・サウスダコタ州キーストンにあるラシュモア山の巨大な胸像を思い出して欲しい。
左から、ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、その次がセオドア・ルーズベルト、そしてエイブラハム・リンカーンである。
テディベアは、エルビス・プレスリーの歌にもなり、映画「テッド」では主役となり、とんでもない言動のクマとなった。
おそらく世界一有名なぬいぐるみだ。