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  スチュワーデスの日
Rakza MAGAZINE

スチュワーデスの日

2021.03.05
編集長の独り言
田中 尚雅

1931年3月5日、東京航空輸送社が実施した、日本月のスチュワーデス採用試験の結果が発表された。当時は「エアガール」という名称で、140人が応募し、合格したのは3人だった。

「エアガール」はのちに、船舶の司厨員「スチュワード」の女性名詞、「スチュワーデス」と呼ばれるようになり、現在は性差のない単語「フライトアテンダント」や「キャビンクルー」を呼ばれている。

ちなみに「キャビンアテンダント」「CA」という言葉は和製英語である。

 

我々の世代は、スチュワーデスと聞くと二つの番組を思い出す。

 

ひとつは毎日放送の「アップダウンクイズ」(1963年〜1985年)である。出場者は上下するゴンドラに着席していて、1問正解するたびにゴンドラが1段上昇する。10問正解するとゴンドラが最上段まで上がり、優勝となりくす玉が割れ、そのゴンドラにタラップがかけられ、日本航空のスチュワーデスが優勝者をアテンドするという演出だった。

番組はロート製薬の一社提供だったが、優勝賞品がハワイ旅行と賞金10万円ということで、日本航空が協賛していたためだ。

 

もうひとつの番組は、「スチュワーデス物語」だ。TBSが1983年10月から放送したドラマで、スチュワーデス訓練生のスポ根モノに近いノリの青春物語だった。

主役は人気アイドルの堀ちえみで、教官は風間杜夫。豪華な出演者が周りを固め、時代を代表するような人気ドラマとなった。

特に主人公が自分を表現する「ドジでノロマな亀」という言葉は、流行語となった。このドラマも日本航空の全面協力のもとに製作されたが、大映テレビの演出は現実をデフォルメしたもので、まさに時代劇のそれだった。

 

今はもう使わない「スチュワーデス」という言葉は、こんな番組の記憶とともに残っている。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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