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  ジョホールバルの歓喜の日
Rakza MAGAZINE

ジョホールバルの歓喜の日

2020.11.16
編集長の独り言
田中 尚雅

1997年11月16日、サッカー日本代表は1998 FIFAワールドカップ・フランス大会のアジア最終予選のイラン戦が、マレーシアのジョホールバルで行われ、延長ゴールデンゴールで勝利した。

この勝利によって、日本は初めてFIFAワールドカップ本戦出場を決めた。

この試合は、「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれている。

「ドーハの悲劇」から4年と19日後の出来事だった。

 

日本は、GK川口、DF奈良橋、相馬、井原、秋田、MF山口、中田、名波、北澤、FW三浦、中山の4-4-2のフォーメーションでスタート。

前半39中田のスルーパスを中山が相手GKの脇を抜いて先制する。

しかしイランは、後半開始わずか25秒にダエイのシュートのこぼれ球をアジジが押し込んで同点。さらに14分、ダエイのヘディングシュートで逆転した。

後半18分、岡田監督は2トップを城と呂比須に交代させるとともに、3バックの積極策に。31分、中田のクロスを城がヘディングでゴール。同点となる。

延長に入る時、トップ下の北澤をFWの岡野に交代。野人・岡野は最終予選で初めての出場となった。

ところが、岡野はGKと1対1の絶好機にゴールを放たず中田にパスしてチャンスを潰し、次にチャンスのシュートはゴールをはるかに超えた。

PK戦が見えて来た118分、中田のミドルシュートをGKアベドザデがはじいたところに岡野が飛び込み、右足でついにゴールを決めた。

岡野がヒーローになった瞬間だった。

岡野はのちに、「これを外したらもう日本に帰れないと思った」と語った。

 

あの歓喜の日から、もう23年が経つのだ。

田中 尚雅
Naomasa Tanaka
クリエイティブ部門を担当する田中尚雅です。MAGAZINの編集長でもあります。
社会が幸福になるには、それを構成する一人ひとりの幸福こそが必須です。 そのために、あらゆる方法で人と伴走したいと考えています。
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