1999年6月28日、坂本龍一のマキシシングル「ウラBTTB」がインストゥルメンタルのシングルとして初めて、週間のオリコンチャート1位を記録した。
メインの楽曲は「energy flow」、リゲインのCMとしても使われ大ヒットした。その切なくも美しい旋律は、今もすべての人の心を撃つ。
さらに「put your hands up(piano version)」、TBSの「筑紫哲也NEWS23」のテーマソング(1997年9月から2005年まで使われた)として作られた曲のピアノバージョン。
「鉄道員(piano version)」、映画「鉄道員(ぽっぽや)」のテーマのインストゥルメンタル。映画では龍一の娘・坂本美雨が歌唱しているピアノバージョンが収録されている。
「戦場のメリークリスマス」、「ラストエンペラー」など、映画音楽でも世界的な作曲家である坂本龍一だが、このミニアルバムは僕の宝物だ。
坂本龍一は昨年1月に、昨年直腸癌か見つかり手術を受けたことを公表し、現在は入院治療をしている。
今年3月26日、サントリーホールで行われた「東北ユースオーケストラ2022」には登場し、ピアノを演奏した。
そして6月には、癌がステージ4であることを公表している。