1904年12月20日、東京・日本橋の三越呉服店が、日本で初めてのデパート形式での営業を始めた。
この時、顧客や取引先に対して出された挨拶状には、今後の方針として「今後一層其の種類も増加し(中略)米国に行わるるデパートメントストーアの一部を実現すべく」という一文があり、のちに「デパートメントストア宣言」と呼ばれるようになった。
それまでは、欲しい品物はそれぞれの店舗(専門店)で手に入れるしかなく、デパートの出現によって革命的に利便性が良くなった。
「百貨店」という言葉は、実に見事な訳語だと言える。
尚、日本では経済産業省が実施する両業統計調査の基準によると、「衣・食・住の商品群の販売額がいずれも10%以上70%未満の範囲内にあると同時に、従業者が常時50人以上おり、かつ売り場面積の50%以上において対面販売を行う業態」が百貨店と定義されている。
ちなみに、全国百貨店売り上げランキングはというと(2024年度)
順位 店舗名 売上高 前年比
1位 伊勢丹新宿本店 4,212億円 (112.1%)
2位 阪急うめだ本店 3,653億円 (116.3%)
3位 JR名古屋高島屋 2,154億円 (111.0%)
4位 大阪高島屋 1,810億円 (113.7%)
5位 三越日本橋本店 1,616億円 (105.7%)
6位 日本橋高島屋SC 1,605億円 (107.5%)
7位 横浜高島屋 1,424億円 (105.8%)
8位 松坂屋名古屋店 1,316億円 (103.8%)
9位 あべのハルカス近鉄本店 1,242億円 (102.5%)
10位 銀座三越 1,241億円 (118.5%)
軒並み売り上げを上げている。
さて、馴染みのデパートはありますか?






