お茶漬けの日を制定したのは、永谷園。
江戸時代にお茶の製法を発明し、煎茶の創始者として京都では「宗円明神」として祀られている永谷宗七郎(宗円)の命日にちなみ、「お茶づけ海苔」発売60周年にあたる2012年に定められた。
そう、永谷園のお茶づけ海苔は今日が73歳の誕生日になる。
僕にとって、「お茶づけ海苔」は幼い頃から馴染みがあった。
ご飯に振りかけてお茶を注ぐだけという簡単さと美味さ、もちろんそれもあったが、「東海道五十三次」の浮世絵カードが封入されていたことも、大きな魅力であった。おそらく、初めて浮世絵に触れたのはお茶づけ海苔のおかげだ。
さらに、大相撲とも結びつきが深く、お茶づけ海苔の懸賞幕が土俵に上がり、呼び出しの着物の背中にも永谷園の文字が見える。
さらに力士をCMタレントとして起用してきた歴史もある。
ずっと遠藤関を起用していたが、昨年から熱海富士関と契約し、化粧回しも贈っている。
お茶漬けも立派な料理だと思う。今日は食べてみようか。