江戸時代には、江戸城御黒書院で将軍の御前で将棋の対局が行われていた。
しばらくは対局日が年によってまちまちだったが、八代将軍吉宗の時代になって、この御城将棋の式日が11月17日と定められた。
そのことにちなみ、日本将棋連盟が1975年にこの日を「将棋の日」と定めた。
1975年の第1回「将棋の日」には、中原誠十段と、大山康晴棋聖の十段戦(のちの竜王戦)のタイトル戦が、「蔵前国技館」で公開して行われた。
日本将棋連盟では毎年この日にイベントを開催していたが、今年は日本将棋連盟創立100周年記念でもあり、11月9日・10日に行われた。
さらに今年は新将棋会館が10月1日にオープンし、将棋道場とショップに加えてカフェを併設した「棋の音(きのね)」という店舗もオープンした。
将棋界はますます隆盛を極めている。