1882年3月20日、日本初の近代動物園、「上野動物園」が上野恩賜公園内に開園した。
開園時は農商務省、その後内務省、東京市、東京都建設局が所管したが、現在は公益財団法人東京動物園協会が管理している。
正式名称は、東京都恩賜上野動物公園で、総面積は14ヘクタール。敷地は西園と東園に分かれており、約500種の動物が飼育されている。
上野動物園の目玉といえばどうしてもパンダということになるが、日本で初めて「カンカン」と「ランラン」が来園したのは1972年のこと。もうすぐ50年という歴史になる。
ジャイアントパンダ、オカピ、コビトカバと世界三大珍獣が飼育されていることになる。
動物園はどうしても子どものための施設というイメージがあるが、僕は大人がくつろげる場所でもあると思う。特に西園は不忍池北側のハスが点在する美しい区域で、のんびりと散歩するのにも適している。
一般の入園料は600円だが、年間パスポートは2400円と非常にお得。65歳以上は入園料300円、年間パスポートは1200円とさらに廉価で、今は休園しているが、来月になったら僕も65歳になるので年間パスポートを買いたいと思っている。
ちなみに開園記念日の3月20日、5月4日の「みどりの日」、10月1日の「都民の日」は入場料が無料になる。
東京に住んでいる頃はよく行ったなあ。