1795年のこの日、江戸の相撲で無敵だった横綱・谷風梶之助が風邪のために現役のまま亡くなった。
死因となった風邪は「御猪狩風(おいかりかぜ)」と呼ばれるインフルエンザだったようだ。
谷風は、その10年ほど前に風邪が流行した時、「土俵上でわしを倒すことはできない。倒れるのは風にかかった時くらいだ」と語ったことがあり、そのことも踏まえて1月9日が「風邪の日」となった。
この時に流行した風邪は「タニカゼ」と呼ばれるようになり、現在でもインフルエンザのことを「谷風」と呼ぶことがあるという。
今年も結構流行っているようだが、気をつけたいものだ。