2021年10月4日、日本憲政史上第100代となる岸田文雄内閣総理大臣が誕生した。(総理経験者の人数としては64人目)
1885年12月に誕生した初代内閣総理大臣・伊藤博文から100代目となる節目の総理である。
それから約2年が経ち、今年の9月13日に第2次岸田第2次改造内閣が発足した。名前からしてなんだか特徴がない。
岸田文雄首相は、この内閣を「変化を力にする内閣」と語ったが、あまり新しさは感じられなかった。もっとも、松野博一内閣官房長官が兼務していた「ワクチン接種推進担当」は任を解かれたので、新型コロナ禍が峠を越えたという点で、ひょっとすると後に残るのだろうか?
内閣全体で言えば、女性が過去最多の5人閣僚に起用された。しかしながら一方で政務官、副大臣に関しては制度の発足以来初めて女性の起用がなく、男ばかりひな壇に並ぶ姿は内外の波紋を呼んだ。
これから、この内閣はどんなことをやってくれるのか?期待を持つ人はどれくらいいるのだろう。